様子がおかしい

俺と入れ替わりにシャワーを浴び、バスタオルを巻いて出てくる彼女。
ガッチリガードを固めている。
なんだ、随分とお高くまとまっているじゃないか。
まあ、いいさ。
どうせ、これから脱いでもらうのだから。

ベッドの上で座る俺の横に、彼女もつく。
しかし、彼女は何もしてこない。
焦らしているつもりなのか?
じゃあ、こっちもそれに応えるだけ。
彼女を押し倒し、強引にキスをする。
もう面倒くさいので、いきなりディープだ。

そのまま彼女のバスタオルを剥がし、裸体を拝む。
だんだんとそれらしくなってきたので、本格的にプレイに移ることにしたのだが・・・
彼女は少しおびえているようだった。
まごまごとした様子で、何もしてこない。

もしや、と思い彼女に尋ねる。
「あんた、この世界は初めてか?」
コクッとかるくうなずく。
道理で。

後から聞いた話だが、彼女はバツイチで、病弱な息子が一人。
息子の養育費と医療費を稼ぐ為に、昼間はOL、夜は週3でお店に入っているらしい。

仕方が無いので俺がリードすることになったのだが、
しかしここで疑問に思った。

普通新人には、お店側から指導を行うものだが、ここでは行っていないのかと。
彼女に聞けば、どうやらそのような事は行っていないという。

本物の素人は好きな男性には、それがきっとたまらないのであろう。
しかし、俺のようにただヌキたいだけのお客には、このお店は向いていないようだ。

プレイ終了後のシャワーではすっかり打ち解けたのか、彼女の方から体を洗ってくれた。
それだけも、今回は良しとしようじゃないか。